当病院では敷地内1400メートルの地下から湧出する45.8度の無色透明・アルカリ性の温泉（津久井第1号）を利用した温泉療養を行なっており、病院の敷地およそ10万平方メートルの中に、明るく清潔な療養病棟を配置し、温泉や適切な医療機器等を備え、脳卒中や心臓病など慢性の病気で長期間療養をしなければならない方々や、精神疾患（精神科）、認知症など精神的障害をもつ高齢者・老人の方々の医療・看護・介護・リハビリテーションを行なっております。
現在約400名以上の方々が入院されており、高齢者に関わる専門的知識や経験をもつ医師を中心に数百名のスタッフが心を籠めて日夜勤務に励んでおります。

365日24時間のオープンの救急診療、心臓・大血管、抹消血管のカテーテル治療などの高度医療のほか、地域ニーズに沿った日帰り手術センター、手術、外科治療、放射線治療を要する癌治療も行っています。また診断部門ではＰＥＴ診断センターを併設しており、健診、人間ドックでの癌の早期診断、治療判定に役立つ運用をしています。また地域の産婦人科・小児科医療も担っています。

周辺エリアに急性期総合病院、サテライトクリニック、人口透析センター、健診センター、介護老人保健施設、地域包括支援センターなど一貫した医療体制を構築しています。病院規模は約300床です。外科系・内科系ともに専門医・指導医の在籍は多く、臨床研修指定病院としての認定も受けています。病院全体としての学閥はありませんが、いくつかの診療科ではそれぞれ異なる大学から医局派遣もあります。

消化器センターと乳腺センターがアクティブに稼働しており、乳がん治療や肝癌に対するラジオ波焼灼療法なども行っています。またリニアックを用いた放射線治療も行っています。今後、回復期リハビリテーション病棟または、地域包括ケア病棟の稼働により、地域にねざした二次救急としての役割に対応されています。

地域医療の中心的病院として、近隣の特定機能病院や開業医の先生方と連携をとりつつ、皆様に安心を提供する医療体制を目指し、残された数少ない二次救急指定病院として機能充実向上を図っています。

同地域内で新築移転し、現在は許可病床171床のうち約三分の二が一般障害者病棟となっています。医療機能分化により一般病棟、障害者病棟のほか回復期リハビリテーション病棟も配置しています。眼科をはじめいくつかの診療科は大学医局からの派遣に頼っていますが、関東を代表する病院グループのひとつであり、病院全体としての学閥はありません。

精神一般、精神療養、特殊疾患、認知症治療など幅広く患者さんの受け入れをいています。全職員を対象とした「精神保健福祉」研修などにも力を入れています。勤務日数、研究日、当直などの勤務内容に関して柔軟な対応があります。週4日勤務も検討あり。

うつ病やパニック障害などのこころの病を、薬の量を抑えて治す診療方法を取り揃えています。
ランチタイムやアフター5など、お勤めや学校を休まずに受診できる診療時間をご用意。

内科系を中心として、高度急性期医療後の後方支援病院としての機能を強化されています。また入院ベットのほか、在宅医療にも積極的に取り組んでおり、往診対応は400名を超えます。